チームOB(7期生・立野和明)がまたまた大活躍。今年のドラフト有力候補となっています。ぜひチーム初のプロ野球選手誕生を期待したいです。がんばれ!立野先輩!

 

 

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社会人野球東京大会第2日 予選リーグ Dブロック パナソニック24東海理化(12日・横浜)

 マリナーズ・イチロー外野手と同じ愛知・豊山町生まれ、豊山中出身で最速152キロ右腕の東海理化・立野和明投手(20)が12日、今年の公式戦初先発となるパナソニック戦で9回13奪三振完投。5安打4四球2失点に抑え、今大会初白星に導いた。
 先輩ばりの不屈の闘志をたぎらせた。30の7回に犠飛で1点を失い、なお2死一塁で、痛烈なライナーが立野の左太ももを直撃。すぐに落ちた球を拾って投ゴロとし、ベンチに駆けた。痛みをこらえ、気迫の続投。9回142球を投げ抜いた。

 小学5、6年時に「イチロー杯争奪学童軟式野球大会」に出場。豊山町で行われた閉会式で、同郷のレジェンドのイチ流スピーチに感銘を受けた。同じ豊山中から、中部大第一を経て、東海理化で最速152キロ右腕に成長。ドラフト解禁となる高卒3年目の20歳は「自分も超有名になりたい」と屈託のない笑みを浮かべた。

 冬の間にソフトバンク・千賀を参考に軸足にタメをつくるフォームに変え、この日は常にセットポジョンから米フィリーズのスピードガンで149キロをマーク。「打者を押せた手応えはある。狙って三振を取れるようになった」。得意のスプリットにも磨きをかけ、13三振のうち11個を空振りで奪った。

 ネット裏には日米13球団40人超のスカウトが集結。地元のホープに、中日・中田スカウトディレクターは「今日は変化球の制球がよく、試合をつくれた。上位候補なのは間違いない。本来の調子で球威が出てくれば、1位候補の可能性もある。期待値は高い」と今後も注視する方針を示した。

 西武・潮崎編成ディレクター
「ポテンシャルの高さを感じる。変化球も何でも放れて、十分でしょう」

 阪神・畑山統括スカウト
「初戦としては上々。まだ高卒3年目で、この時期にしてはスピードも出ていた」

 巨人・青木スカウト
「バランスがよく、立ち姿、右腕のしなりは(元巨人の)河原純一さんのよう。フォームにタメができ、球のキレが増してきた。スタミナもあり、先発完投タイプ」

 立野 和明(たての・かずあき)1998年4月3日、愛知・豊山町生まれ。20歳。楠西小1年で軟式の豊山フェニックスで野球を始める。豊山中では東海チャレンジャーに所属。中部大第一で2年春からベンチ入りし、同秋からエース。3年夏は愛知大会2回戦で敗れ、甲子園出場なし。東海理化で17年はホンダ鈴鹿、昨年は東邦ガスの補強で都市対抗出場。昨秋の日本選手権初戦で延長12回1失点完投。181センチ、78キロ。右投右打。